豊かな土地が育んだ素材
源泉数と湧出量が国内一位の別府。 別府市の温泉は8つのエリアで分類され、別府八湯と呼ばれます。 広範囲に広がる温泉の泉質は、マグマ層や地層の条件によりそれぞれ個性豊か。 同じ別府市内に湧出しながら、それぞれ、色も香りも肌触りも異なります。 私たちの製品に使用する原料は明礬地区と鉄輪地区で採取しています。 素材の特性を活かした製品をお楽しみください。
原料について
原料①青粘土(モンモリロナイト)
粒子の細かい粘土。吸着効果があり、皮膚の余分な皮脂や汚れを抱え込んで、 水と一緒に簡単に洗い流すことができる成分。 採取地は源泉のすぐ近く。地下のミネラル分を豊富に含んでいます。
原料②温泉ガスの結晶(明礬湯の花)
明礬地区に入るとツンと鼻を刺激するような匂いが広がります。 ここ明礬の地質だからこそつくることのできる、温泉ガスの結晶(湯の花)は、 粘土層に噴気を浸透させることで製造。1日1mm程度成長します。 効能の高さから、薬のように使われていた歴史をもちます。
原料③鉄輪温泉水
鉄輪温泉は、地下にマグマ層が広がり別府の温泉の中でも、特に高温を誇ります。 また、濃度が高く、しっとりやわらかなお湯が特徴的。 効能が高いため、明治時代より「湯治宿*」 が栄えました。 *湯治宿とは、温泉で病や怪我を療養するために、数週間〜数ヶ月過ごす宿のこと。